20221205(月)
フォーエバーヤング

▼おっさん的ライフが続いております。人一倍丈夫な身体に生んでくれた両親に感謝だけれど、さすがの55歳。今週のタイトルは、ライムスター×スチャダラパーの曲と竹原ピストルの曲名にちなんで「フォーエバーヤング」なんつっちゃったものの、もはやヤングではない身体ではあったりする。先日など、1日に3軒の病院をハシゴするというおっさん的ライフをすごしたのだった▼とはいえ、3軒といっても(1)整骨院(2)耳鼻科(3)皮膚科の3つ。病状的にライトなのはやっぱり両親に感謝なのだが、(1)は昨年のいま頃に患った五十肩以来続けているもの。その五十肩もわずか3日で痛みがひいたという、おそらくは精神的なもののような気がして、ということは通院しなくても大丈夫な気もするのだけれど、あの3日間の地獄(寝られない!)はもう絶対に嫌だ。なので、週に1回ほどの通院を欠かさないのだけれど、先生から「具合はどうですか?」と毎回聞かれて「バッチリです!」と毎度ハツラツと答えるのもなんだかなぁではある。ただ、通院するというルーティンがあるだけで、月曜から金曜の毎朝をストレッチするなども続けているから、まぁ、意味があるのかなぁとも思う▼そして、なんでもかんでもコロナのせいにするのはよくないなぁと思ったのが(2)と(3)だ。(2)は2年前に外耳炎になったのだった。その時は、それはもうひどい状態で右耳が常に溺れているかのよう。ほとんど音が聞こえない状態だった。自覚症状としてはその数ヶ月前ぐらいから耳を触るのが癖になっていて、先生も「最近多いんですよね、そういう原因で外耳炎になる人」と言っていたので、コロナの影響があったのかもしれず、ストレスから耳を触るくせがついてしまったのかもしれない▼でも、それは2年前のお話。令和4年の今回は耳の中ではなくふちの痒みのためにかいてしまい、かくから荒れるという悪循環。そのうち耳の中もかいてしまったことが原因で(あ、これはほっとくと2年前の右耳溺死状態になるな)と早めに通院したのだった。2年前もそうだったのだけれど、耳の中の症状というのは何菌かなどによって対応策が異なるらしく、通院して様子をみながら検査結果を待ってる状態だった。つまり、悪くなることも改善することもなかったのだけれど、ある日、その耳鼻科の近くに皮膚科の病院を見つけたもんだから、ものは試しに診てもらうことにしてみた▼すると、ですよ。先生の診察によれば、コロナによるストレスなんかじゃなく、55歳ぐらいの年齢にはよくある皮膚の病気であると。1日に2回、2種類の薬を塗りなさいと。そしたら、あらびっくり。そこからみるみる改善して耳のふちの痒みがおさまり、かかないから荒れもおさまるという好循環。しかも、外耳炎も治ってきている気がするのだから、さらにびっくりだ。検査結果待ち状態なので耳鼻科の治療はしていないのに、あきらかに右耳の違和感がなくなってきている▼皮膚科と耳鼻科の相関関係はよくわからないんだけど、少なくとも耳の痒み→かいちゃう→荒れる&ライトな外耳炎は、コロナによるストレスとは一切関係がなかったことになる。コロナの後遺症などで深く悩んでいる人もいるというのに、なにを素人判断して、しかも間違っているのか。ただの、年相応ってやつじゃないか▼そして、話はフォーエバーヤングに戻る。僕の最近の日常はフォーエバーヤングからほど遠いにもほどがあるわけだが、本日待望の鑑賞を終えた映画は、まさにフォーエバーヤングだった。『THE FIRST SLUMDUNK』。花道が、流川が、ゴリが、三井が、そしてりょうちんが、みんながみんなあの頃のままに歳を取らずにスクリーンの中で生きていた。私自身、一切の情報をシャットダウンして、なるべくまっさらにしてこの作品を見たのがよかった。なので、内容には触れませんが、ものすごい映画であり、フォーエバーヤングだった(唐澤和也)